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農林水産大臣賞(第53回/2026年) 受賞しょうゆ5本

価格€14,95

最高賞に選ばれた5本を、並べて確かめる。

第53回(2026年)全国醤油品評会で、最高賞の農林水産大臣賞を受けた5本です。宮城・福島・千葉・福岡の5つの蔵から、濃口4本と再仕込1本。
1本100ml。並べて味比べできる量です。

包装:
農林水産大臣賞(第53回/2026年) 受賞しょうゆ5本
農林水産大臣賞(第53回/2026年) 受賞しょうゆ5本 価格€14,95

農林水産大臣賞(第53回/2026年)受賞しょうゆ5本

同じ最高賞でも、目指した味はそれぞれ。

全国醤油品評会は、全国の醤油メーカーが出品し、色や香り、味を審査する品評会です。その最高賞が農林水産大臣賞。第53回となる2026年は、宮城・福島・千葉・福岡の5つの蔵の醤油が選ばれました。

5本のうち4本は濃口ですが、大豆と小麦を発酵させてつくる本醸造タイプの濃口もあれば、アミノ酸液を合わせた混合タイプの濃口もあります。混合醤油は、福島県などで日常の醤油として親しまれてきたもの。最高賞といっても、目指す味はひとつではありません。

まずは本醸造タイプの「吟醸」と「マイルド特級」を並べて。次に混合タイプの「香味しょうゆ」と「むらさきの里」。最後に、色も味も濃い再仕込の「ふくおか」。この順で試すと、違いが分かりやすくなります。

濃口醤油 吟醸(今野醸造)

どんなときも、「吟醸らしさ」を守り続ける

農林水産大臣賞9回目で、全国最多を更新。それでも「回数にはこだわらない」と今野昭夫社長。「大切なのは、自分たちの醤油づくりを見失わないことです」と続けます。品評会には、日々の製造ロットから「吟醸のあるべき姿」をみんなで選び抜いているそうです。

「スタッフみんなが、自分たちの醤油づくりについて共通認識を持てるようになってきたことが大きいです」と今野浩嗣さん。製造を支える後藤正信工場長は、「小さな変化にいかに気づくかが大切だと思います」と蒸気の音からも火入れを見極め、小さな変化も見逃しません。

濃口|吟醸(今野醸造)

料理人からも支持される本醸造特級のこいくち醤油。まろやかに口に広がる旨みが特長。

原材料:脱脂加工大豆(国内製造又はアメリカ製造)、小麦、食塩、果糖ブドウ糖液糖、大豆/アルコール、調味料(アミノ酸等)

濃口醤油 本醸造マイルド・特級(川敬醸造)

自ら設計し、論理で磨く。そして世界へ

「新しもの好きなんですよ」と話すのは川名醸治社長。設備も自ら改良し、衛生管理を徹底させた工場の設計まで自ら手がけています。作業場内を陽圧に保ち、空気を入れ替える構造にし、宮城県でいち早くHACCPも取得。「きれいな醤油づくり」を徹底しています。

その論理的な姿勢は火入れにも表れ、香りが立つ温度帯をじっくりと保ってうま味と香りを引き出しています。そして、挑戦の目は海外にも向かい、ドイツへの輸出をすでにスタート。「和食文化を陰で支えるのが、私たちの役割」と、視線はまっすぐ世界の食卓へ向かっています。

濃口|本醸造マイルド・特級(川敬醸造)

かけ・つけが主流の食卓に合わせ、塩味をやわらげながら舌触りが柔らか。特級の旨味と本醸造の香りを守った一本。

原材料:脱脂加工大豆(アメリカ製造)、食塩、小麦、砂糖/アルコール、調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草)

濃口醤油 香味しょうゆ(福島県醤油醸造協同組合)

ふるさとの味を、チーム福島で次の世代へ

「4年ぶりの最高賞、本当に嬉しい」と声を弾ませるのは林寛理事長。昭和39年、日本で初めての協業組合として生まれ、いまも県内50社を超える醤油メーカーを支えています。震災をきっかけに始めた勉強会は県全体で品質を高め合い、品評会の上位に福島の醤油が多数並ぶまでになりました。

「品評会の上位入賞醤油から、色の大切さを感じました」と紅林孝幸工場長。くすみのない綺麗な色を目指して、火入れ工程では積極的に手をかける時と、思い切って何もしない時を見極めるそうです。「色を意識して火入れをすると、すっきりした香りになるのは発見でした」。

濃口|香味しょうゆ(福島県醤油醸造協同組合)

福島県で好まれる混合醤油。すっきりして長持ちする香りが特徴で、サーモンや白身の魚とあわせるのもおすすめ。

原材料:脱脂加工大豆(アメリカ製造)、小麦、食塩、米発酵調味料、アミノ酸液、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖/アルコール、調味料(アミノ酸等)

濃口醤油 むらさきの里(宝醤油)

85年のブレンド技術が生んだ「むらさきの里」

「醤油は、ブレンドでもっと美味しくなる」。創業以来85年にわたり培ってきたのは、さまざまな醤油を見極め、組み合わせ、味をつくり上げるブレンド技術です。約1,000種類の原材料を持ち、何種類もの醤油を使用。1,000品目を手がけ、毎年その3割を新商品として送り出しています。

「むらさきの里」は、そんな宝の技術と挑戦の象徴です。目指したのは、澄んだ美しい赤色と、醤油らしいフルーティーさを感じる、爽やかで食欲をそそる香り。穏やかな火香にもこだわり、5年間に渡り30回もの試作を重ねて進化を続けてきました。

濃口|むらさきの里(宝醤油)

宝醤油をベースに、アミノ酸液を活用した、澄んだ赤色、爽やかな香り、旨みをとても強く感じて頂ける醤油です。

原材料:脱脂加工大豆(国内製造又はアメリカ製造)、アミノ酸液(大豆・小麦を含む)、小麦、食塩、果糖ぶどう糖液糖、米発酵調味料、砂糖、大豆/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳酸、アルコール

再仕込醤油 本醸造さいしこみ ふくおか(福岡県醤油醸造協同組合)

福岡の醤油全体を、着実に底上げしたい

「福岡の新鮮な魚に、本当によく合うんです」と語るのは、藤浩太郎理事長。「組合が自ら製品づくりをすることで、醤油をより理解することができます。目指すのは福岡の醤油全体の底上げです」。設備・人材・技術・研究と分野を定め、次世代に向けた一手を組織として模索しています。

現場にはたくさんのカメラやモニタが設置されています。「若手メンバーがデジタル技術を駆使してシステムを提案してくるので、こちらも知識を学ぶのが大変です!(笑)」と井澤圭史製造部長。平均年齢が下がった製造現場は、小さな改善がいたるところにあって、活気と工夫に満ちています。

再仕込|ふくおか(福岡県醤油醸造協同組合)

旨味が強いのにキレがあり、天然鯛やごまサバの刺身を引き立てる一本。二段仕込みならではの深みが素材の味を支えます。

原材料:脱脂加工大豆(大豆(輸入))、小麦、食塩、砂糖/アルコール

蔵ごとに、目指した味がある

今年の5本は、本醸造と混合、濃口と再仕込が入り混じりました。品評会の最高賞は「これが正解の味」を決めるものではなく、それぞれの蔵が目指した味にどこまで近づけたかを映すものだと思います。5つの蔵でお話を伺いながら、その思いを強くしました。ぜひ並べて味比べしてみてください。

高橋万太郎(職人醤油 代表)

ほかの選び方

醤油の6つの種類をひと通り知りたいなら「はじめての醤油 6本セット」もどうぞ。

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