




98.伊勢藏 丸大豆醤油100ml
三重県産丸大豆・小麦で木桶仕込み
職人醤油 No.98
4種の醤油をつくる蔵元
1914年創業、三重県四日市の東海道で5代にわたり醤油・味噌の製造販売をする伊勢蔵。東海地方ならではのたまりの醸造に誇りを持ち、昔ながらの醤油・味噌の製法を守り続けながら時代時代で進化を続けています。白醤油・淡口醤油・濃口醤油・溜醤油の4種の醤油をつくっているのですが、大豆が主原料の溜醤油に対して白醤油は小麦が主原料。製法も用途も正反対な醤油をつくっている蔵元です。
4種類の醤油にはそれぞれに応じた仕込み方があります。加えて原材料が丸大豆か脱脂加工大豆かによっても段取りは異なるそうで、伊勢蔵の仕込みパターンは多岐に渡ります。 製造現場を見渡すと麹室や火入れをする設備も普通とは異なる形をしていることに気づきます。なんでも先代が改良を加えた独自設計仕様とのこと。他にも木桶を撹拌する時に諸味が飛び散らないようビニールを吊ったり、パネルで囲んだりと試行錯誤することが伊勢蔵のDNAのようです。
時代にあった醤油をつくる
「醤油のつくり手も消費者も年々減少しています。たまり離れした世代にも、もう一度振り向いてもらえる醤油をつくりたい」と、五代目の式井一博さん。
この地域では溜醤油が伝統的ですが、薄味を好む地元の若者向けに、溜醤油と濃口醤油の中間的な味わいを持つ「伊勢蔵丸大豆醤油」を独自製法で開発しました。
三重県産の丸大豆と小麦を木桶でじっくり熟成。従来にない明るい色合いとさらりとした口当たりが特徴です。溜醤油特有のとろみの強さは控えめながら、しっかりとしたうま味を求める方に最適な一品です。
伊勢うどんのたれに
三重県伊勢市を中心に食べられる伊勢うどんは、溜醤油をベースにした漆黒の甘辛だれが特徴です。コクがしっかりとありながらも、溜醤油としては軽やかな口当たりで、だしと砂糖の甘みがバランスよく調和した、まろやかなたれに仕上がります。
濃口醤油と溜醤油の中間のような味わい
個人的にこってり濃い目の溜醤油が苦手なのですが、伊勢蔵丸大豆醤油はそんなわたしでも使いやすい一品です。
通常の濃いドロッとした溜醤油を卵かけご飯にかけると、醤油の味が強すぎて卵本来の味わいを楽しむことができなくなってしまうと感じます。一方、伊勢蔵溜醤油は大豆のうま味はしっかりと感じられながらも、濃すぎない味わいなので、卵と醤油の両方のおいしさを楽しむことができます。
濃口醤油よりも大豆のうま味が際立ち、一般的なドロッとした溜醤油よりもすっきりとした、そんな溜醤油です。
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