
アイスに醤油 5本
職人醤油 No.
10種類以上の醤油で試してみました
アイスと醤油の相性を深堀りしようと、ずらりと醤油を並べて味比べをしてみました。味比べの前に、バニラアイスに合う醤油を予想。やっぱり甘口醤油が合うのかな?いやいや、アイスの甘さを引き立てるのは淡口かな?醤油の主張は強すぎたらだめでしょう。といろいろな意見がでてきます。
そして実食。甘口醤油は、醤油の甘さや香りが強くアイスも醤油も活きない印象でした。一方、よかったのは再仕込や溜の濃厚系の醤油で、バニラアイスとの相性抜群!
なんとなくの傾向が分かったとこでさらに比べていくと、キャラメル感が強くなる醤油やみたらし団子感が強くなる醤油など、醤油によって微妙に、でも確実に風味の違いがでてきたのです。
味比べをした中から、スタッフに人気だった5本をセレクト!ご自宅でワイワイ楽しんでいただけると思います。
入門編
初めての方にまずお試しいただきたいのがこちらの一本。バニラアイスと醤油の組み合わせを違和感なく楽しんでいただけると思います。

手造りかけ二段仕込み熟成三年/岡本醤油(広島県)
原材料は大豆・小麦・塩の全てが国産。濃厚で柔らかくクセがないので、入門編としておすすめしています。フェリーでしか行けない広島県大崎上島。全量が木桶仕込みという珍しい蔵元です。
クセがなく使いやすい再仕込醤油はバニラアイスにかけても美味。不思議とあまーいみたらし風味に早変わりします。いつものバニラアイスにひとさじかけるだけで、甘みと塩味が絶妙に調和した大人のデザートに。
中級編
もう少し濃い目の味で、さらに好みの味を見つけたい方にはこちら。醤油のコクや濃厚な味わい、香ばしさがより感じられる2本です。

鶴醤/ヤマロク醤油(香川県)
約2年の熟成を経た醤油をもう一度桶に戻して、再び仕込みをしてさらに2年。深いコクとまろやかさを極限まで追求した醤油。
バニラアイスと合わせるとコクと塩味がうまく活きたみたらし風味になります!小豆島のヤマロク茶屋でもいただけるこの醤油スイーツは、一度食べたら忘れられない味に。バニラアイスだけじゃ物足りない!鶴醤をかけたい!と虜になるはずです。

さいしこみしょうゆ/有田屋(群馬県)
国産の大豆と小麦を使って天然醸造で三年間。原材料を厳選することと、「自然のままに」原材料そのものの味を引き出した醤油づくりを大切にしている蔵元です。
バニラアイスと再仕込醤油を組み合わせると、みたらし風味やキャラメル風味になることが多いのですが、この「さいしこみしょうゆ」は、なんとコーヒー風味!ほかの再仕込醤油とは一味違った楽しみ方ができるはずです。
上級編!
少し意外なところでは、しろたまりとみそたまり。控えめな味ながら、今までの組み合わせとはひと味違うクセになるおいしさを楽しんでいただけるはずです。

しろたまり/日東醸造(愛知県)
原材料は小麦と塩と焼酎のみ。素材の色と風味を活かすしろたまり。小麦の甘みを思う存分楽しめます。
バニラアイスと合わせると甘みが増してほんのりしょっぱく、塩キャラメル風味に。みたらし風味とは一味違う、しろたまりでしか味わえない風味があります。しろたまりとバニラアイスで洋風な雰囲気をぜひ体験してください。

みそたまり/石孫本店(秋田県)
熟成された味噌の旨みと甘みがぎゅっと詰まったみそたまり。長期熟成の味噌から採ることのできるうま味エキスはバニラアイスとの相性も抜群なんです。
バニラアイスにひとさじかけると、まるでキャラメルのようなコクと風味が広がります。まろやかなキャラメル風味がクセになること間違いなし。
アイスに醤油をより楽しむポイント
①アイスは「スーパーカップ」が最適! 入手しやすさや価格なども考慮すると、今のところいちばんです。高級すぎるアイスだと醤油との相性も少し変わってくると思います。
②かける量 かけすぎ注意!初めからたくさんかけてしまうと後戻りできません。少しづつかけてお試しください。
③馴染ませ度合 味の変化が楽しめる?!かけてそのままでもいい感じの醤油や、スプーンで馴染ませるとよりいい感じになる醤油があります。お気に入りのバランスをみつけてみてください。
オプションを選択