
老舗の意識ではなく、おもしろいものづくりを追求したい
「若い頃は早く都会に出たいと思っていました」と岡島晋一社長。「でも、この片田舎でつくられた白醤油が全国で使われるようになり、さらには海外でも使われるようになってきました。特に、木桶仕込みは色が付きやすいですが、ヤマシンらしさが染み付いているので貫いていきたいです」。
「一昔前は、ホテルや割烹の料理人が主な顧客でしたが、最近は洋食のシェフやスイーツにも使っていただいています。老舗という意識はないです。むしろ、『ヤマシンは、いつもおもしろいものをつくっている』と思っていただけるようにスタッフみんなで取り組んでいきたいです」。
